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中古マンションリフォームの設計・施工
クレアールリフォーム

What we can do VOICE

No.02 名古屋市のオーダー家具事例:風景と調和するキッチン

・中古住宅リフォーム

・3人家族(共働きご夫婦・大学生のお子様一人)

センスとこだわりで建てた条件付き注文住宅。キッチンと洗面を担当させて頂きました。

お客様のご要望

◎オーダーキッチン
・リビングの中に自然に溶け込む家具的な感じのオーダーキッチン

◎オーダー食器棚
・表に何もモノを置きたくない。持っている家電をすっぽり隠して欲しい。

ご提案したリフォーム内容

◎オーダーキッチン
インテリア性の高いキッチン。ご家族で料理をされると聞いて天板を広く、食器棚との通路は2人立っても行き来ができるように配置

◎食器棚
お持ちの食器やキッチングッズなどをお聞きして
外に出して使わなくても良いように収納サイズを綿密に提案

◎洗面カウンター
キッチン横の洗面カウンターはキッチンとお揃いの素材でご提案

◎シューズクローク
たくさん靴をお持ちだということで、収納量を重視してご提案

Q.01 新築するきっかけは何だったのでしょうか?

奥様)賃貸住宅と事務所を2つ借りていたのですが、家賃を2重に払っていくのなら家を建てるのもアリかなと思いました。
1Fを事務所・2Fを住居にしました。このエリアは以前働いていた会社が近くで便利さを良く知っていましたので、住むならこの辺かなとイメージを持っていました。 そうしたらこの土地を見つけて決心できました。ちなみにこの家は条件付きの注文住宅なんです。

Q.02 条件付きの注文住宅。自由度が少ないのでは?

奥様)この家は建売とは違って、建ててもらう工務店が決まっている条件付きの注文住宅です。 でも駆体だけを建ててもらって、内装はこちらが自由に遊ぶことができたので、自分たちらしい色を出せたんだと思います。だからキッチンも完全オーダーメイドで作ることができたんです。

編)工務店さんに任せるところは任せる・自由に遊べるところは遊ぶ・そんなこだわり方ができるんですね! あと窓のスリットのグリーンが印象的。外観を眺めている時に気づいたんですが、窓の向こうはすぐ道路で街路樹が並んでいるだけなんですね。

奥様)そう、窓で切り取るとまるで我が家の庭です(笑)この2階の目線で四季を感じることができます。
<h5>Q.03 ご自身はインテリアデザイナーですが、クレアールスタイルにご依頼頂いたのはなぜでしょうか?</h5>
奥様)家具のような質感が欲しかったから豊富な素材の中から提案できるところ、主婦的な目線やアドバイス、 実用的な使い勝手などを教えてもらえるところでしょうか?
キッチンのプランはやはり専門的な知識が必要です。 最新機器も含めて提案できることも重要ですよ。収納部分はお鍋1つの大きさからサイズを計って高さを決めてくれますし、さらに使いやすく取り出しやすい位置まで細かく提案してくれました。 キッチンのイライラから解放されますよ~。

編)お鍋・フライパンはキッチンの中でも取り出しにくいものNo,1ですよね。

Q.04 お二人の要望をお聞かせ下さい。

奥様)リビングの中に自然に溶け込む家具的な感じのキッチン。そして表に何もモノを置きたくない。だから持っている家電をすっぽり隠して欲しいとお願いしました。

編)それはやっぱりオーダーでないとムリですよね。

Q.05 オーダーにして想像以上に良かった部分は何でしょうか?

奥様)まずは収納!引き出しの中の2段式の内引き出しは、カンタンにかる~い力で開けられて便利。ムダに深くないから活用できています。

そしてシンクの横に付けた家具用コンセント。この高さだからお鍋のコンロやホットプレートを使う時でもコードが足下の邪魔にならないんです。

シンクの裏を使って小さなカウンターを作ってもらいました。ちょっとしたバーカウンターのような雰囲気で、気に入っています。

Q.06 オーダーの良さはなんだと思いますか?

奥様)自分の思い通りにムダがないものが作れるということです。自分たちの家族構成やライフスタイルを反映させることもできました。 我が家は家族みんなでご飯を作ります。だから壁面の収納からシンクまで大人2人立っても大丈夫な通路の幅をにしたかった。あと二人で後片付けができる、大型のシンクを入れました。
普通ならムダだと言われるかもしれませんが、我が家スタイルで快適に過ごしています。

Q.07 住むことを楽しくさせてくれる秘訣は何でしょう?

奥様)キッチンの機能的なこともデザイン的なとこも、イヤなところが1つもない、気に入らないところが1つもない!これって大事です。 うれしいのは、このキッチンになって人が集まるようになって、家族で団らんの時間が増えました。高校生の息子はキッチンで勉強しています(笑)


クレアール)店舗などのデザインをされているご主人とインテリアコーディネーターの奥様。両方のこだわりと想いを受け止めながら、柔軟に提案をしていく新築物件のお仕事でした。 新築というのもあって通路を広く確保できたり、シンクを大きいものにしたり自由度の高いプランが実現しました。

収納は入れるものを限定せずフレキシブルに考え今と将来、家族構成が変化も出来る限り想像しながら綿密に収納計画をしました。それはとても大事なポイントです。


インテリアと調和した家具のようなキッチンを目指すには、いわゆるキッチンを感じる要素をなくす必要がありました。 あえてカップボード(食器棚)を作らず、キッチンの延長に収納エリアを作る。さらに家電を外に出さない、吊り戸収納をなくす、フードやシンクの天板、コンロ周りをとことんシンプルに美しく見せる。
さらに家具感を出すために扉の素材、扉の間隔を揃える見た目の美しさを意識しました。でも実用性の工夫も忘れません。 引き出しの中に2段の内引き出しを設けるなど、ムダなスペースをなくして収納力をアップさせています。


シンクの後ろ部分の活用事例です。収納にすることもできますが、こうやってシンクの天板を広げることで、対面できる小さなカウンタースペースを作ることができます。

小さなスペースでも素材が楽しめるのがオーダーのいいところ!スリットのブラウンミラーを使うことで、部屋を広く見せることができますよ。


大収納量の天井いっぱいの下足箱。奥様の大切なヒールやブーツまでたっぷり入ります。 指をかけるだけでカンタンに開閉できるデザイン性・実用性のある取っ手。コンセントは入って来られたお客様に、見づらい位置の側面に取り付けました。 汚れが気になる玄関のお掃除がより手軽なりますよ。オーダーならではの大満足の下足箱です。


洗面もキッチンと同じ素材を使って家具感を演出。そして人工大理石の黒の天板で、重厚感ある洗面台に仕上げました。既製品では作れないオーダーならではの遊び心が満載です。

今振り返ってみると、この物件はこだわりと限られた予算をどうバランスをとるか問題だったと思います。 もちろんデザインと使い勝手のバランスのお話をさせてもらったりもしましたが、想いやこだわりを諦めるのではなく、違う方向性の提案をして納得して頂く。 そんなやりとりを大事に丁寧に積み重ねたおかげで、お互いにとっても良いものが出来上がったと思います。